~耳鳴り~

耳鳴りがきつくて耳鼻科など病院で診てもらったけど、【耳に特に異常はない】【ストレスからでしょう】【とりあえずお薬を出しておきますね】と気休めのお薬を処方されるだけだったという経験をされた方も多いかと思います。

医学的には『有毛細胞の減少による聴覚補充現象』や『内耳圧と外耳圧の調整』などの説はありますが、実際のところは確実な立証までは至っていません。

また、どのような耳鳴りでも病院で処方されるお薬のパターンは大体同じ種類にまとまっています。これは耳鳴りは病的に異常が確認できないため、「診断名としてはコレで処方はコレ」といったように、ある種のパターンで組まれて、対応されているのが現状です。

その主なパターンとしては診断名による振り分けから入ります。

耳鳴り病という病名はないので、大体次の病名を告げられることが多いです。

1.突発性難聴

2.メニエール病(蝸牛型メニエール病)

3.急性低音障害型感音難聴

他にも耳管狭窄症や耳管解放症といったものもありますが、ほとんどの耳鳴りの場合、上記の診断名を告げられるパターンが多いです。

耳鳴りは原因不明とされていますが、当院に来られている耳鳴りの方に共通して出ている反応があります。

このページでは耳鳴りについてお話していきます。

耳鳴り

耳鳴りを訴える女性が25歳頃から増加するのは、妊娠出産時期にも重なっており、ホルモンバランスに変化が起きる年齢層でもあるので、その影響が耳鳴りとして出ている場合もあります。

男性の場合は35歳頃から耳鳴りを訴える人が増えています。お仕事で役職がついたり責任がのしかかってくる年齢層にさしかかるため、こういった仕事上のストレスが、耳鳴りの大きな引き金になっていることが多いです。

耳鳴りの始まるパターン

  • 最初は耳の閉そく感(こもった感じ)が起こり、それから耳鳴りが気になりだした
  • 以前から気にならない程度に耳鳴りは感じていたが、ここ最近強くなりだした
  • 風邪や中耳炎、その他何かしらの病気や突発的な事故などから鳴り出した
  • 突発性難聴と診断されステロイド治療をしてから耳鳴りがすごく気になりだした
  • ある日突然はじまり、不安とともにそれからずっと音がやまない
  • 病院に行ったら「耳鳴りは一生治りません」と言われてからずっと

耳鳴りには聞こえる音の強弱や音色により、8つのタイプに分類できます。音の種類により原因もまた異なってきます。

  • 高音性耳鳴り    主に電子音や金属音など高音域の音
  • 低温性耳鳴り    低音域やひどい時は圧迫感、こもった感じの音
  • 断続音型耳鳴り   チッ、チッ、チッなどといった音が断続的に聞こえる音
  • 破裂音型耳鳴り   はじける感じの音。頭内爆発音症候群という症状もあります。
  • 共鳴型耳鳴り    ある音に対してエコーがかかるように響きます
  • 自声強聴型耳鳴り  自分の声が強調されたように響いて聞こえる
  • 過敏型耳鳴り    食器や甲高い音が耳や頭に響く。聴覚過敏症ともいわれる
  • 頭鳴り 脳鳴り   耳元というよりも、頭全体や頭の中から聞こえるときの表現

~耳鳴りに対する施術~

肩まわりの緊張をとる

病院の検査で耳や脳に異常がなければ、その耳鳴りは耳や脳には原因がありません。

耳鳴りは身体のあちこちに出来た自律神経の緊張を耳と脳で感じている症状です。また、耳鳴りの方の多くは首に反応を示している場合が非常に高いです。

当院では独自の検査法で耳鳴りの原因・場所を特定していきます。

骨格のゆがみをとる(頭蓋骨調整・骨格調整)

自律神経の緊張は身体の使い過ぎだけでなく、骨格のゆがみ・関節のねじれから起こることも多くあります。

そのため当院では、筋肉の緊張だけでなく、骨格のバランスにも注目し、筋肉と骨格両方にアプローチしていきます。

また、耳鳴りの場合は頭蓋骨のあそびがなく、脳脊髄液の流れが滞っていることも多いため、頭蓋骨調整も行っていきます。

リンパの流れをみる

上半身の緊張をとるのはもちろんですが、根本改善・予防をしていくには上半身だけでなく、内臓や首のリンパの流れを整えることも必要です。

そのため、当院では治療プランを毎回お話し、痛みの除去だけでなく今後痛みがぶり返すことのないよう、全体の治療と家庭でも出来るセルフストレッチ・セルフエクササイズをお伝えし、ご自身の健康に対する意識を高めていただきます。

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