~自律神経の乱れ~

よく【自律神経の乱れ】ですね。と病院でも言われることが多いですが、この自律神経は【交感神経】【副交感神経】の2つに分けられます。

【交感神経】は車のアクセルのような役割で、身体が活動している時や緊張している時などに働くものになります。

一方、【副交感神経】はブレーキの役割で、休息時やリラックスしている時に働くものになります。

この2つは血液循環や消化吸収・体温調節に必要な機能であり、自分の意思でコントロールすることが出来ません。
しかし、この働きが乱れることで様々な身体の不調を引き起こしやすくなります。

そもそも人間の体内時計の周期は1日25時間でまわっています。

地球の自転周期は1日24時間なので、1時間の誤差があります。

本来はこの1時間のズレを修正しながら、身体のサイクルを保っているのですが、不規則な生活が続いたり、身体の疲労が溜まっていると、この体内時計のズレが大きくなり、交感神経・副交感神経の波が崩れ、自律神経の乱れに影響してきます。

『最近疲れて自律神経乱れているから、1日中寝て寝溜めしよ』と思い、寝たとしてもこのサイクルは改善しないため、自律神経の乱れからの症状も睡眠だけで改善はしないのです。

自律神経の乱れからくる不調はさまざまです。
では実際どのような症状が起こるのか?

まずは【精神的な不調】と【身体的な不調】に分かれます。
【精神的な不調】
・不安
・やる気が出ない
・不眠
・イライラ
・集中力の低下
・情緒不安定

上記のような症状は自律神経が乱れると起こりやすくなります。いわゆるうつのような症状もこれに当てはまります。

【身体的な不調】
・頭痛
・動悸
・息切れ
・めまい
・肩こり
・便秘
・疲れやすい
・冷え
・倦怠感
・息苦しさ
・手足のしびれ

他にも写真にあるような生理痛・PMSなども自律神経が関係している場合も大いにあります。

ですので、自律神経を整えることは身体の健康を維持する上でとても重要になります。

まずは、身体をリラックスした状態にさせる【副交感神経】を優位にさせる方法ですが、

・音楽を聴いたり、映画を観る
これは落ち着いたクラシックじゃなくても構いません。あなたの好きな音楽や好きなジャンルの映画を観ることで、気持ちが安定し、ストレスが軽減するため、リラックスした精神状態になります。
ですので、パンクロックが好きな方でしたら、激しい曲でも構いません。


・笑顔を作る
口角を上げることで、幸せホルモンと言われる【セロトニン】が分泌されやすくなり、気持ちが安定してきやすくなります。
意識的に口角を上げるだけでも効果はありますので、ぜひ笑顔を心がけてみてください。

・深呼吸をする
深呼吸は副交感神経を優位にさせるとても重要な働きがあります。
深呼吸の仕方については、次回の投稿でお伝えしていきます。

・食事やサプリで腸を整える
ビタミンB6・B12・鉄・カルシウム・マグネシウム・トリプトファンは身体をリラックスさせる上で重要な栄養になります。
栄養の摂り方やサプリについて詳しく知りたい方は、ご相談ください。


一方で【交感神経】を優位にさせるには、
・人と会話をする
コロナ禍でなかなか減ってますが、この【会話】というのは交感神経を高めるにはとても重要です。

ウォーキングや適度な運動で身体を動かすことで、身体にスイッチが入りやすくなるので、ぜひ意識をしてみてください。

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