桜が咲き、新生活がスタートする4月。
ポカポカ陽気に誘われて気持ちも前向きになりたいところですが、
「この時期になると頭痛が増えるんです…」というお声を多くいただきます。
実際、春は頭痛のご相談が増える季節です。
今回は、4月に頭痛を感じやすくなる方の特徴や原因、ご自宅でできる対処法、そして整体でできるサポートについてお話しします。
◆ 4月に頭痛が増える理由とは?
春は、気温や気圧の変化が激しい季節です。
また、年度の変わり目ということもあり、生活環境が大きく変わる人も多いです。
以下のような要因が重なることで、頭痛を引き起こしやすくなります。
① 気圧の変化による自律神経の乱れ
春は低気圧と高気圧が入れ替わり立ち替わり訪れるため、身体はそれに対応しようと緊張状態に。自律神経が乱れることで血管が収縮・拡張しやすくなり、頭痛が誘発されやすくなります。
② 寒暖差による筋肉のこわばり
朝晩はまだ肌寒いのに、日中は初夏のように暑い日も。寒暖差が激しいと、首や肩の筋肉が無意識に緊張し、それが“緊張型頭痛”の原因になることがあります。
③ 新生活のストレス
職場や学校などで新しい環境に身を置く方が多く、「慣れない」「気を使う」など、精神的ストレスを感じやすい季節です。ストレスは自律神経を乱し、筋肉の緊張や血行不良を引き起こすため、頭痛に直結しやすくなります。
④ 花粉症やアレルギーによる影響
4月はスギやヒノキの花粉のピーク。鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみだけでなく、顔まわりの筋肉がこわばり、頭部の血流が悪くなることで頭痛を招くことも。
◆ 頭痛が出やすい人の特徴
特に以下のような方は、春の頭痛に要注意です。
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デスクワークやスマホ操作が多く、首・肩こりを感じやすい
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朝起きたときにすでに頭が重い
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慢性的なストレスを感じている
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睡眠の質が悪く、寝ても疲れが取れない
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花粉症などのアレルギー体質
◆ ご自宅でできる春の頭痛対策
軽度の頭痛であれば、日常生活でのセルフケアでも十分に改善が見込めます。
・朝晩の気温差に注意
服装でこまめに体温調整を。首元を冷やさないようストールなどで保温するのも効果的です。
・ぬるめのお風呂でリラックス
38〜40℃くらいのぬるめのお湯にゆったり浸かることで、副交感神経が優位になり、筋肉の緊張がほぐれます。
・深呼吸やストレッチを習慣に
日常的に深い呼吸や、肩甲骨まわりを動かすストレッチを取り入れることで、緊張を和らげ、頭痛予防になります。
・頭痛薬に頼りすぎない
市販薬で一時的に痛みが和らぐこともありますが、根本的な原因を改善しないと、慢性化するケースも。
◆ 頭痛を根本から整えるなら整体も選択肢に
当院にも「薬を飲んでもスッキリしない」「いつも春になると頭痛が出てつらい」といったお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。
整体では、ただ首や肩を揉むのではなく、頭痛の原因となる身体のゆがみや筋肉の緊張、自律神経の乱れを整えることを目的としています。
例えば…
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首の位置が少し前に出てしまっている
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肩甲骨の動きが悪くなって血流が滞っている
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骨盤がゆがんで全身のバランスが崩れている
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呼吸が浅くなり、酸素不足で頭がぼーっとする
こういった身体の状態を整えることで、頭痛が起きにくい「根本から健康な状態」に近づけていきます。
◆ 春こそ、自分の身体を見直すチャンス
新年度の始まりは、忙しくてつい自分のケアを後回しにしてしまいがち。
でも実は、春は身体のバランスが乱れやすい時期だからこそ、早めの対策がとても大切です。
「いつも春になると体調を崩す…」という方は、今年こそ根本から身体を整えてみませんか?
あなたの頭痛の原因、実は“首”や“骨格のゆがみ”が関係しているかもしれません。
当院では、丁寧なカウンセリングと検査を通して、あなたの体の状態をしっかり見極めてから施術を行います。
お悩みが長引く前に、一度ご相談ください。
【まとめ】
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4月は気圧・気温・環境の変化が重なり、頭痛が出やすい季節
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ストレスや花粉症の影響も関係あり
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セルフケアも大切だけど、根本改善には整体も有効
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春は身体を整えるチャンス!慢性化する前にしっかりケアを
新年度をスッキリした体調でスタートするために、今のうちに頭痛の原因と向き合ってみましょう。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!