〜春から初夏への変化が引き起こす不調と整体での対策〜

5月に入ると、「最近なんとなく頭が重い」「こめかみがズキズキする日が増えた」という声をよく耳にします。ゴールデンウィーク明けから梅雨入り前にかけてのこの時期、実は頭痛を感じやすくなる方がとても多いです。

今回は、なぜ5月に頭痛が増えるのか、その原因や対処法、そして整体でできるサポートについてお話しします。


 

■ 5月の頭痛が増える3つの理由

 

① 気温と気圧の変化

春から夏にかけて、日中の気温がグッと上がる一方で、朝晩はまだ肌寒い日も多く、寒暖差が大きくなります。また、5月は低気圧と高気圧が入れ替わり立ち替わりやってくる時期。気圧の変化が自律神経を乱し、血管が拡張・収縮しやすくなるため、頭痛を引き起こしやすくなります。

 

特に片頭痛の方はこの影響を強く受ける傾向があり、「雨が降りそうな前日からズキズキ痛む」「晴れていても、気圧の変化で調子が悪くなる」といった症状が出る方も少なくありません。

 

② 新年度の疲れが出てくる

4月の新生活や新しい職場環境に対応しようと、知らず知らずのうちに緊張状態が続いている人も多いでしょう。その反動が5月に入ってから現れ、心身のバランスを崩して頭痛として出てくるケースもあります。

 

とくに「ゴールデンウィーク明けに体調を崩しやすい」という方は、いわゆる「5月病」と呼ばれる自律神経の乱れや軽度のうつ状態が影響していることもあります。精神的ストレスと肉体的な疲労が重なり、首肩の筋肉がこわばることで緊張型頭痛を引き起こすのです。

 

③ 紫外線と乾燥

5月は真夏並みの紫外線量になります。紫外線の影響で体力を奪われたり、頭皮や目の奥が刺激されて頭痛につながる場合もあります。また、意外と多いのが空気の乾燥。乾燥により体内の水分バランスが崩れ、血流が悪くなり頭痛を引き起こすことがあります。


 

■ こんな頭痛が増えています(5月の症例例)

・天気が悪くなる前にズキズキとした片頭痛
・デスクワーク中や夕方になると、後頭部や首が重たくなる緊張型頭痛
・朝起きたときからぼんやり頭が重い感覚
・目の奥から来るような締めつけ感

これらの症状は、「脳の病気」とは限らず、首や肩、顎まわりの筋肉の緊張、姿勢のゆがみ、自律神経の乱れから来ていることが多いです。


 

■ 整体でできる頭痛対策

当院では、頭痛の種類と原因を丁寧に見極めたうえで、首・肩・背中の筋肉の緊張を緩め、自律神経の働きを整えるアプローチを行っています。

✅整体で期待できる効果

  • 頭痛の根本原因(筋緊張・姿勢の歪み)にアプローチできる

  • 自律神経のバランスを整える

  • 薬に頼らず、自然な回復力を高められる

  • 施術後に「視界がスッキリする」「肩が軽くなった」と感じる方も多数

「毎月この時期になると頭痛が出る」「天気や疲労のせいにしていたけど、毎回薬を飲むのは不安…」という方こそ、体の土台から見直してみる価値があります。


 

■ ご自宅でできるセルフケアも大切

整体とあわせて、日常生活の中でできる対策もとても重要です。

 

【5月の頭痛対策セルフケア】

  • 寝不足や寝すぎを避け、生活リズムを整える

  • 湯船にゆっくり浸かって血行を良くする

  • 紫外線対策をしっかり行う(帽子・サングラスなど)

  • 水分をこまめにとる(特に室内でも乾燥しやすい時期)

  • 朝・晩の寒暖差に備えた服装の調整

日々のケアと体のメンテナンスを組み合わせることで、5月の頭痛をグッと減らすことができます。


 

■ 最後に:頭痛は「我慢するもの」ではありません

季節の変わり目は、どうしても体調を崩しやすい時期です。でも「いつものことだから」と我慢していると、頭痛が慢性化しやすくなります。

整体では、原因を特定し、体の内側から頭痛が起きにくい状態へと導くことができます。薬を手放せずに悩んでいる方、繰り返す頭痛に不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

あなたの体に合った施術と生活アドバイスで、「頭痛のない毎日」を一緒に目指していきましょう。

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