【松山の頭痛専門らぽーる整体院】

当院では薬を飲むことを否定するようなことはしません。薬をうまく併用しながら、徐々に頭痛が改善していくようにサポートをさせていただいています。

しかし、薬も飲みすぎたり、自分に合わない薬を飲むうちに副作用を引き起こす場合もあります。

そのため、体質によって適した薬は異なります。今回は、市販薬の選び方を詳しく解説します。

市販薬の成分と選び方】

市販薬にはさまざまな成分が含まれており、それぞれ異なる効果を持っています。

1. アセトアミノフェン(例:タイレノール)

  • 比較的マイルドな鎮痛作用

  • 胃への負担が少ない

  • 妊娠中や胃が弱い人にも適している

 

2. イブプロフェン(例:イブ、バファリンプレミアム)

  • 炎症を抑える効果がある

  • 生理痛にも適している

  • 胃に負担をかけることがあるため、空腹時の服用は避ける

 

3. ロキソプロフェン(例:ロキソニンS、バファリンEX)

  • 強力な鎮痛効果

  • 即効性があり、広範囲の頭痛に有効

  • 胃の粘膜を荒らしやすいため、胃腸が弱い人は注意

 

4. アスピリン(例:バファリンA)

  • 血流を改善し、特定の頭痛に効果的

  • 血液をサラサラにする作用があるため、出血しやすい人は注意

 

【市販薬を選ぶ際のポイント】

 

1. 胃への負担を考慮する

胃が弱い人は アセトアミノフェン を優先的に選ぶ。

 

2. 持病や他の薬との相互作用を確認する

血液をサラサラにする薬を服用している場合は アスピリン の使用を避ける。

 

3. 用法・用量を守る

市販薬は適切に服用しないと副作用のリスクが高まるため、必ず用法・用量を守る。

 

【市販薬を飲んでも改善しない場合の対処法】

  • 頻繁に頭痛が起こる場合 → 医師に相談する

  • 薬を飲んでも効果がない場合 → 片頭痛専用の処方薬(トリプタン製剤)を検討する

  • 頭痛が急激に悪化した場合 → くも膜下出血や脳梗塞の可能性があるため、すぐに病院へ

 

【市販薬と併せて行いたい生活習慣改善】

市販薬だけでなく、生活習慣の見直しを行うことで、頭痛の頻度や症状を軽減できることがあります。

 

1. 水分補給を意識する

脱水状態になると血流が悪化し、頭痛を引き起こしやすくなります。こまめな水分補給を心がけましょう。

 

2. 適度な運動をする

軽いストレッチやウォーキングを行うことで、血流が改善し、筋肉の緊張が和らぎます。

 

3. ストレスを管理する

ストレスは頭痛の大きな要因のひとつです。深呼吸や瞑想、アロマセラピーなどを取り入れることでリラックス効果が期待できます。

 

4. 規則正しい睡眠を確保する

睡眠不足は頭痛を悪化させる要因となります。毎日一定の時間に寝起きし、質の高い睡眠を確保することが重要です。

 

【まとめ】

市販の頭痛薬は、成分を理解し、自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。胃が弱い人は アセトアミノフェン、炎症を伴う場合は イブプロフェンやロキソプロフェン が適しています。

ただし、薬に頼りすぎず、生活習慣の見直しやストレス管理も並行して行うことが重要です。

頭痛の頻度が高い場合や症状がひどい場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

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