【松山の頭痛専門らぽーる整体院】
朝起きたときに頭が痛いと、一日をスッキリと始めることができません。
寝起き頭痛にはさまざまな原因があり、適切な対策をとることで改善が期待できます。
今回は、寝起き頭痛の原因やメカニズムを詳しく解説します。
【寝起き頭痛の主な原因】
1. 睡眠時の姿勢や寝具の問題
-
枕の高さが合っていない:高すぎる枕や低すぎる枕は、首や肩の筋肉を緊張させ、頭痛の原因になります。
-
寝返りが少ない:同じ姿勢が続くと血流が滞り、頭痛を引き起こすことがあります。
-
マットレスが硬すぎる・柔らかすぎる:体に負担がかかり、筋肉が緊張して頭痛が起こることがあります。
2. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
-
いびきをかく人に多い
-
寝ている間に呼吸が止まることで脳に十分な酸素が行き渡らず、朝の頭痛を引き起こす
-
慢性的な睡眠不足につながることも
3. 低血糖状態
-
夕食を軽く済ませたり、空腹のまま寝ると血糖値が下がりすぎて頭痛を引き起こすことがある
-
朝食を抜くことでさらに悪化する可能性も
4. 脱水症状
-
寝ている間に水分が失われ、朝には軽度の脱水状態になることがある
-
血流が滞り、脳に十分な酸素が届かなくなることで頭痛が起こる
5. ストレスや精神的な要因
-
強いストレスや不安を感じると、夜間に無意識に歯を食いしばることがあり、それが頭痛の原因となる
-
睡眠の質が低下し、十分な休息が取れないと寝起き頭痛につながる
【寝起き頭痛のメカニズム】
寝起き頭痛が発生するメカニズムは、原因ごとに異なりますが、大きく以下のように分類できます。
1. 血流の停滞
-
長時間の不適切な姿勢や脱水症状により、脳への血流が滞る。
-
血流不足により脳が酸素不足になり、痛みとして信号が送られる。
2. 筋肉の緊張
-
枕の高さが合わない、歯の食いしばり、ストレスによって首や肩の筋肉が緊張。
-
緊張した筋肉が血管を圧迫し、頭痛を引き起こす。
3. 神経の刺激
-
睡眠時無呼吸症候群などで酸素が不足すると、神経が過敏になり頭痛が生じる。
-
精神的ストレスも神経系を刺激し、痛みを引き起こすことがある。
【寝起き頭痛の予防法】
1. 正しい寝具を選ぶ
-
枕の高さは 頭と首が自然な角度になるもの を選ぶ。
-
マットレスは 適度な硬さのもの を選び、体圧を均等に分散させる。
2. 寝る前の習慣を見直す
-
就寝前に コーヒーやアルコールを控える(カフェインやアルコールは睡眠の質を下げる)。
-
適度な水分補給 をする。
-
寝る前にリラックスできる習慣(ストレッチ、深呼吸、読書など)を取り入れる。
3. 睡眠環境を整える
-
部屋の温度や湿度を適切に調整(暑すぎる・寒すぎると睡眠が浅くなる)。
-
遮光カーテンを利用し、快適な暗さを確保。
-
寝る直前のスマホ・パソコンの使用を控える(ブルーライトは睡眠の質を低下させる)。
4. ストレス管理
-
ストレスが原因の場合は、リラクゼーション法(ヨガ、瞑想、アロマテラピーなど) を取り入れる。
-
日中の運動を習慣にする(適度な運動はストレス解消と睡眠の質向上に役立つ)。
5. 朝食をしっかり摂る
-
朝食を抜かず、血糖値の急激な低下を防ぐ。
-
たんぱく質や炭水化物をバランスよく摂取する(例:卵、ヨーグルト、オートミールなど)。
【こんな場合は病院へ】
-
頭痛が頻繁に起こる場合
-
痛みが徐々に悪化している場合
-
吐き気やめまいを伴う場合
-
突然の激しい頭痛が発生した場合(くも膜下出血や脳腫瘍の可能性も)
【まとめ】
寝起き頭痛の原因には、寝具の問題、睡眠時無呼吸症候群、脱水、低血糖、ストレスなどが考えられます。正しい寝具を選び、生活習慣を見直すことで多くの頭痛は予防できます。もし頻繁に寝起き頭痛が続く場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。
特に異常がなかった場合は、筋肉の緊張からの頭痛の可能性が極めて高いので、整体で改善が可能です。
「自分の頭痛はもう治らない」と諦めずにまずはご相談ください。