【松山の頭痛専門らぽーる整体院】
「頭が痛い…」そんな経験は誰にでもあるものですが、その頭痛の種類によって対処法が異なります。
特に多いのが「片頭痛」と「緊張型頭痛」になります。
しかし、この二つは症状や原因が違うため、適切なケアをするためには、見分けることが大切です。
今回は片頭痛と緊張型頭痛の違いと、それぞれの対処法について詳しく解説します。
【片頭痛の特徴】
片頭痛は、血管が急激に拡張することで発生する頭痛です。特徴としては⬇️
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痛みの種類:ズキズキと脈打つような痛み
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痛む部位:片側が多いが、両側のこともある
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痛みの強さ:中等度〜強い痛み
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持続時間:4時間〜72時間続くことが多い
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症状:吐き気や嘔吐、光や音に対する過敏症
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誘因:ストレス、ホルモンバランスの変化(生理など)、睡眠不足、チョコレートやワインなどの特定の食品
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前兆:視界がチカチカする(閃輝暗点)、手足のしびれなどが出る場合がある
【緊張型頭痛の特徴】
緊張型頭痛は、首や肩の筋肉がこわばることで発生する頭痛です。特徴として⬇️
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痛みの種類:締め付けられるような鈍い痛み
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痛む部位:頭全体、特に後頭部やこめかみ
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痛みの強さ:軽度〜中等度
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持続時間:30分〜数日続くことがある
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症状:肩こり、めまい、集中力の低下
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誘因:長時間のデスクワーク、姿勢の悪さ、ストレス
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前兆:特になし
【片頭痛と緊張型頭痛の見分け方】
当院に来られる方の中には、片頭痛と緊張型頭痛のハイブリッドタイプの方も少なくはないですが、その時々によって片頭痛の症状の時もあれば、緊張型頭痛の症状の時もあるので、見分け方がなかなか自分では難しいです。
では、具体的にどう見分ければいいか?以下のポイントをチェックしてください。
頭痛の種類 | 【片頭痛】 | 【緊張型頭痛】 |
---|---|---|
痛みの種類 | ズキズキする | 圧迫されるような痛み |
痛みの部位 | 片側(または両側) | 頭全体 |
痛みの強さ | 中〜強 | 軽〜中 |
持続時間 | 4時間〜72時間 | 30分〜数日 |
随伴症状 | 吐き気、光・音過敏 | 肩こり、めまい |
誘因 | ストレス、ホルモン変化、特定の食品 | 姿勢の悪さ、デスクワーク |
前兆 | 閃輝暗点、しびれ | なし |
【それぞれの対処法】
「片頭痛の対処法」
片頭痛は血管の拡張によって起こるため、拡張を抑えることが重要です。
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静かな暗い部屋で休む:光や音の刺激を避けることで悪化を防ぐ
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冷やす:こめかみや首を冷やすことで血管の拡張を抑える
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カフェインを適度に摂る:コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには血管収縮作用がある
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片頭痛専用の薬を服用する:トリプタン系の薬が有効
「緊張型頭痛の対処法」
緊張型頭痛は筋肉のこわばりが原因なので、筋肉をほぐすことが大切です。
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温める:蒸しタオルや入浴で血行を促進
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ストレッチをする:肩や首のストレッチで筋肉をほぐす
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適度な運動:軽いウォーキングやヨガが効果的
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リラックスする:ストレスを減らすために深呼吸や瞑想を行う
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鎮痛薬を服用する:アセトアミノフェンやイブプロフェンが有効
【まとめ】
片頭痛と緊張型頭痛は、痛みの種類や原因が異なります。そのため、適切な対処法を選ぶことが大切です。ズキズキする強い痛みなら片頭痛の可能性が高く、応急処置としては静かな場所で休んだり、冷やしたりしてください。一方、締め付けられるような痛みなら緊張型頭痛の可能性が高く、ストレッチや温めることが効果的です。
頭痛が頻繁に起こる場合は、自己判断せず、まずは医師に相談することをおすすめします。
病院の検査で特に異常がないと言われた方は筋肉の緊張や関節の可動域が硬くなっていることで、頭痛を引き起こしている可能性が極めて高いので、整体で改善できます!
正しい対処法で、快適な毎日を過ごしましょう!